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結婚にかかる費用を真面目に計算するとオソロシイことになる。

間もなく結婚式を迎えるという時期にこんなタイトルで大変申し訳ないが、冷静に客観的に結婚にかかる費用について電卓をたたいてみた。

その結果、なるほど確かに結婚式(挙式・披露宴)を行うカップルが少なくなるのもうなずけるなあとなったので報告しておきたい。

もちろん全ての人にあてはまる話ではないのであなた自身の状況と比較してみてほしい。

 

結婚総費用

 

「結婚総費用」とは、何だかとても物々しいパワーワードだが、挙式披露宴に限らず、婚約から新婚旅行、新居の準備に至るまでにかかる総費用のことだ。

各情報サイトに掲載されている数字を平均し、さらに細かい数字を切り捨てた結果なので超概算だと思って欲しい。

挙式・披露宴 360万円 ➨ 180万円

コロナ禍におけるゲスト人数の減少や写真撮影だけというカップルが増えているという事実があるので一概には言えないが上記の費用はゲスト60名が参加する挙式・披露宴だと思って欲しい。360万円➨180万円となっているのは、ゲストが平均3万円のご祝儀を持ってきてくれるので実質は360万円-(60名×ご祝儀3万円)=180万円という意味だ。

婚約 30万円 ➨ 10万円

婚約に関わる費用といえば結納と両家顔合わせの食事会ということになるが、昨今結納をうやうやしく執り行うカップルが減っていることから、その分を差し引いて両家顔合わせの食事会のみとなるので約10万円ということにした。

計算としては新郎新婦・両家両親、合計6名×1万6千円(食事1万2千円+飲物2千円にサービス料10%といったところ。)

指輪 60万円

この内訳は婚約指輪35万円+結婚指輪25万円で計算した。

昭和のおじさん達は「婚約指輪は給料3ヶ月分」なんて言ったものだが、現在は1ヶ月~2ヶ月分で済むらしい。上を見ればきりがないが、世の女性陣は30~40万円台の婚約指輪で満足して頂ける方が多いようだ。

婚約指輪といえば定番の、ティファニーやブルガリでも昨今は20万円代で素敵なデザインが沢山あるようだ。セレクトするセンスを存分に発揮すればこの金額よりも抑えられるかもしれない。

また、結婚指輪は婚約指輪と同じブランドで購入し、重ね合わせが出来るようにするパターンも多い。その場合、若干割り引いてくれるお店もあるようだ。

新婚旅行 75万円

コロナ禍の今、海外に渡航することはできない。渡航制限をクリアして待機期間を経て何とか行ったとして、その目的が私用中の私用である新婚旅行ですとはさすがに言い難い。世の中にはこんな状況でも命がけで海外へ渡航する人達がいるのだから。

どうしても新婚旅行は海外へ行くと言ってきかない狂気の沙汰カップルにはもはや何も言うことはないが、また大抵は「コロナがおさまったら行こうね。」となっているはずだ。

つまり、今この時期に費用がかからなくても、いずれかかる費用と考えておいた方が良いだろう。

ちなみに、新婚旅行を国内旅行に決めたなら費用は20万円以内が平均なので、かなりコストは削減される。

新居の準備 45万円

この費用に新しい家具や家電代は入っていない。カップルそれぞれが実家住まいあるいは別々の部屋に住んでいた前提で行けば、まず引っ越し代が2人分かかる。

同じ市内とか物が少ないとか色々な条件を抜けばざっくり2人分で10万~15万円だ。

さらに、新居が賃貸物件だったとすると敷金・礼金というやつがかかる。家賃が15万だとすると敷金1ヶ月・礼金1ヶ月だったとしても30万円。

家具を持ち寄ったり、礼金無しの物件を探すなど節約できる方法がかなりある。

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これら以外に、新居に揃える家具・家電や結婚式に協力してくれて方々へのお礼など、まだまだ挙げればきりがないがこの辺にして合計を出してみると結果は370万円となった。

(挙式披露宴を360万円で計算した場合は550万円になる。)

 

貯金について

 

前項を見て、あなたはどんな感想を持っただろうか?

「ふんふん、なるほど。OK、了解!」という人は何も心配いらない。このブログを閉じ、結婚の準備に戻ってほしい。

大抵の人は「結構かかるんだなあ。」という感じではないだろうか?

そして、ここからあなたは「私、指輪はそんなに高くなくていい、新婚旅行行かないし。そうすると250万くらいかなあ。」や「新婚旅行75万?どんだけ貧乏旅行なのよ120万円は使うでしょ?」などと足し引きをはじめることだろう。

どこにどれだけ予算をかけるかはそれぞれの価値観で考えて決めればよいと思うのだが、何を削っても現実的には数百万円のお金がかかるのだ。

当然だが、あなたとあなたのパートナーはそれに見合うお金を持っている必要がある。

あなたはどうだろうか?

これもまた平均の話になるが、独身の30代の平均貯蓄額は327万円だそうだ。

「なんだ。余裕じゃん。」と思っただろうか?

「え、私そんなに貯めてないんだけど。」と思っただろうか?

実はこの平均というやつはかなり曲者の数字だ。

年収1千万円を超えるような高額所得者数%いるだけでこの平均はぐっと引き上げられてしまう。

前者の感想を持った人達はたぶんその高額所得者で、後者の感想を持った人が残りの平均的な人達だ。

では、どうやったら真実の数字が分かるのか?

これは中央値というやつで測ることが出来る。年収の低い順から高い順に並べてその真ん中を取るのだ。これがリアルな平均値に近いと言うことが出来る。

さて、その結果は大変残念ながら30代の平均貯蓄額は、なんと70万円だった。

また、さらに残念でリアルな事を言ってしまうと貯金0円という人が全体の31%いるのだ。

三十代の三人に一人が貯金0円!おそらく10年強働いているはずなのに!

あなたのパートナーは大丈夫だろうか?

普段は結構上質な服を着て高級レストランに出入りしているから大丈夫だと思っていた彼の貯金はなんと0円!なんてことがかなりの確率であり得るのだ。

「俺は宵越しの金はもたねえ!」って、あんた江戸っ子の職人さんですか?などと突っ込んでみても後の祭りだ。結婚前にしっかり確認しておくべきだ。

しかし数字というのは残酷にも嘘をつかないので、現在の結婚適齢期である30代のカップルの殆どが「貯金0~70万円」ということになる。

貯金0円の三十代婚活女子が「私、相手の年収は1000万円以上じゃないとだめ。妥協出来て700万までかなー。」とか言っていたとすると、怒りより殺意を覚えるのは私だけではないはずだ。年収1千万円以上の相手を求めるのがいかに無謀な奇跡か実感してもらえることだろう。

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というわけで、あなたとあなたのパートナーが超絶平均カップルだったとすると、二人で貯金を全て吐き出しても140万円だ。

結婚総費用370万円には遠くおよばない。

 

あなたのご両親は?

 

現実的にお金が足りていないのに「結婚式を挙げる」カップルは多い。

そこで登場するのが両家のご両親ということになる。

しかし、考えてみて欲しい。

あなたのご両親は、あなたが比較的お金のかからない公立の高校を出て、文系の大学に進んだとしても学費だけで1,000万円近いお金を使っている。もしあなたに兄妹がいれば単純に倍だ。

30代のあなたが十年強働いて70万円しか貯金なかったのに?

一体どれだけあなたを育てるために努力してきたことだろう。

今更ながらに感謝の念がふつふつと湧いてきたであろうあなたは、結婚式の最後に読むお手紙を涙なしには読むことはできないはずだ。

本当に心をこめて読み上げて頂きたい。

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そんな両親がようやく終わろうとする子育てに、最後の力を振り絞って捻出する「子供の結婚費用」の平均は?

残念ながら各アンケートにかなりバラつきがあるので正確ではないが50~100万円だそう。

無理やりだが、中をとって75万×両家で150万円としておこう。

ひと昔前だとここに祖父母が登場する。

目にいれても痛くない孫の結婚式だ。残り少ない人生で先は見えてるし、何ならその分だけとっておけば全て孫にくれてやったって惜しくない!なんて、とんでもない金額を援助してくれる可能性もあるが、現在の結婚適齢期もあがってきているし、大分ご高齢やご存命でない場合もあるので、ここでは計算に入れるのをやめておこう。

結婚する二人の年齢によっては援助を受け取りにくい場合もある。

昔のように結婚する年齢がまだ若く、いかにも頼りない20代のカップルであれば両親や祖父母の援助も遠慮なく頂けるというものだが、30代半ばになるとそうはいかない。

近い将来、祖父母はもちろん両親の面倒を見なくてはならないと考える年齢だからだ。

さらに社会人になって10年強も経っているので素直に両親から援助など受け取れるはずもなく「そんなお金があるなら老後のためにとっておいてよ!」と言いたくなる。複雑な子供心だ。

しかしながら、貯金70万円しかないあなたは恥をしのんで両親の援助をうけたことにすると、二人の貯金が140万円で、ご両親からの援助が150万円、合計290万円だ。

結婚総費用370万円まで残り80万円!

おお、後少しで結婚総費用に届くではないか!

 

借金?ローン?財テク?

 

前項の足りない資金80万円というお金はなかなか手ごわい金額だ。

何しろ10年強働いて、70万円しか貯金できなかったのだから。

結局、全てを平均に置き換えていくと結婚総費用に対して資金が不足しているのは明らかだ。

にも関わらず、結婚をするカップルが多くいるのは何故だろう?

たまたま、祖父母からの援助がもらえたから?

あるいは、急に万馬券でも当てたから?

それとも、新婚旅行を断念し、すこし家賃の安い新居を選んだから?

最後の理由だった場合、それはそれで身の丈を考えた判断なので良いことだと思う。

だが、世の中のカップルが全員節約しているかというと、結構贅沢に結婚をしている。

お金が足りてないのに何故?

どこからか借金をしてきたから?

そう借金。

借金は、その後ろに「苦」とか「取り」とかつけると「うし●まくん」や「ミナミの●王」がすぐに出てきそうなマイナスイメージの言葉だが、ローンという名前に変えれると何となく「運用」とか「財テク」的な雰囲気を醸し出してくるから不思議だ。

間違えないように。ローンは借金、つまり負債だ。

まあ、このローンを利用してみよう。

例えば、挙式・披露宴の360万円を60回分割のローンにすれば結婚式当日近辺にかかる費用は6万円に利息しかかからない。当日180万円のご祝儀が入るのだから360万円のお買い物をしているのに手元には180万円-(6万円+利息)で、170万円が残ることになる。

二人の貯金140万円+両親からの援助150万円+170万円で手持ちのお金は挙式・披露宴を終えた後なのに460万円もある。

同じことを指輪や新婚旅行でもできたならさらに100万円強のお金が手元に残っている状態だ。

「なーんだ、楽勝じゃん!」ではない!決して。

あなたが持っているお金と払うべきお金は何も変わっていない。

ただ、支払うべきお金を利息という何だかよく分からないおまけをつけて後送りにしただけだ。

結婚総費用370万円+ご祝儀分180万円=550万円を全て60回に分割で来たとしてあなたは毎月9万円強プラス利息を支払うことになる。毎月ざっくり10万円の返済をすることになるのだ。

今まで働いて70万円しか貯金できなかったあなたが?

理論の崩壊、現実的に不可能だ。

とはいえ、この支払うタイミングがずれることによってお金はまわることは間違いない。

支払タイミングが1ヶ月遅ければ、その月の二人分の収入があなたたちの結婚式に足されることになるのだから。

このことを上手に使えば資金不足だったとしてもある程度の結婚が出来るはずだ。

 

結局のところ

 

挙式・披露宴をすすめる側に所属しているので本当は言いたくないが、結婚式は無理をしてやるものではないと思う。

一生に一度のハレの日である結婚式。ハレの日というのは「少しくらいバカになってしまえ!」という雰囲気に満ちているのでついつい財布の紐が緩んでしまいがちだ。

その結果、借りたくもない借金を抱え、受けたくもない援助を受け、新婚生活を切り詰めることになってしまったら本末転倒だ。

まずは、二人の身の丈(その後の生活費をしっかりと確保したうえで出せる金額)をしっかりと話し合ってほしい。そしてそれに見合った結婚準備をしよう。

仮にその金額が100万円だったとしても色々なことが出来るはずだ。

挙式・披露宴+新婚旅行 30万円

 新婚旅行がてらに行ったリゾートで写真だけ撮っておこう。

婚約 5万円

 両親を彼が一人暮らしをしている部屋に招いて手料理で精一杯おもてなししよう。

指輪 5万円

 ダイヤやプラチナはお預け。二人で体験工房に行き、世界に一つしかないシルバーのペアリングを作ろう。

新居 10万円 + 家具20万円

 彼の部屋に私が引っ越す感じ。さすがに家具は私の好きなものに交換しよう。

チーン、合計70万円。

ん?貧乏くさいって?いやいや、それが身の丈なんだからしょうがない。

そんな所で見栄をはって借金するより、30万円あまらせて、時々、ちょっといい服を買って、ちょっといいレストランで食事する機会がある生活や、週末都内のホテルに二人で泊まって家事を何もしない日を作ったりした方がよくないか?

そうは言っても最後にしっかり言っておかねばならないことがある。

それでも、やっぱり結婚式をしたいという人は、是非ぷちばけに相談をしてきてほしい。

予算に合わせつつ、二人の希望もかなえつつ…。そんな提案をさせてもらう。

いや、させて下さい。おねがいします。

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