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ぶぶぶ、ぶーけっ!

ウェディングにはお花がつきものです。

そして、結婚式当日いつもお嫁さんのそばにいるのがウェディングブーケ。

そう今日はこのぶぶぶ、ぶーけっ!のお話しです。

(何故か「ぶ」ではじまる単語の前って「ぶぶぶ」って言いたくなりませんか?)

私たちウェディングに従事する人達は新郎新婦に「ブーケはどんな形にしましょう?」と聞くことはあっても「ブーケを持ちますか?持ちませんか?」とは聞きません。

お嫁さんだってそうです。「何でブーケって持たなくちゃいけないんですか?」とは言いません。

誰も疑問を持たないそれ、敢えて聞きます。

「そもそもブーケって何で持たなくちゃいけないの?」

 

ウェディングブーケの歴史

 

諸説ありますが良く言われるのが「魔除け」というやつです。

西洋ではお花には魔除けの効果があるとされていて、花嫁に良くないものが憑かないように持ったとか持っていないとか。

ちなみにウェディングベールも魔除けっていう説があります。

お嫁さんってどれだけ「魔」から守られてるんだろうか…。

トヘロスの呪文を唱えながら聖水使ってる状態やな。(すみません、ドラクエネタ。どちらも魔物を寄せ付けない…。)

無断で心霊スポットに凸するユーチューバー達にブーケを持たせたら良さそうですね。

…このくだり、ウェディングベールの回でもあったな。

ベールの話はコチラ☟☟☟

2021.06.12
ぷちばけ的 ベールの由来、本当は…?
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同じ意味でいえばフラワーシャワーもそうですね。

新郎新婦に悪いものが憑かないように、魔除けである花を撒いてあげるわけです。

日本でいうお塩と同じ役割です。

しかし、何で「花」が魔除けになったのか?

ともう少し色々調べてみますとこれまた意外な説がありました。

急に質問ですが人々が集まって生活をすると最も困ることの一つに何がありますか?

「プライベートが確保できない。」

「近所付き合いが面倒くさい。」

うーん、現代人ですね。

昔の人が困ったことの一つに「ゴミ捨て」がありました。

大抵のものは川や海に流すのですが、近くに川や海がないような村の人たちは村のはずれに大きな穴を掘ってそこにゴミを埋めていったのです。

当時のゴミはそのほとんどが生ゴミです。自然に還って肥料になってくれるとはいえ、その前に必ず腐敗します。また、人の排泄物も同じ方法で同じ場所に処理していました。

想像してみて下さい。

1000人くらいの村人全員が村のはずれに生ゴミと排泄物を捨てる状況を。

とんでもない悪臭ととんでもない虫が飛び回ってそうじゃないですか?(お食事中の方がいたらごめんなさい。)

現代の日本においてもかなり過疎化が進んだ村には汲み取り式のトイレがあり、週に数回バキュームカーとよばれる排泄物を吸い取ってくれるタンク車が各家庭を回っています。

その作業中に漂う匂いといったら本当に鼻をつまんでいないと耐えれません。

(最近はなるべく匂いが漏れないようになっているようですが…。)

そんな匂い以上の匂いが村の一角から常に漂ってくるわけです。

また、その場所は不衛生極まりなく様々な菌が繁殖します。そしてそれが何かのきっかけで人や家畜に伝染し、村中に謎の伝染病などを引き起こします。

当時の人はその原因が菌であることなど分かりませんので「悪魔の仕業」とするのです。

不浄の匂いとともに悪魔がやってきて、村人たちを苦しめていくというイメージです。

というわけで村人達は「悪魔≒匂い」と考えたわけです。

ここでようやくお花の出番です。香りの強い植物で不浄の匂いを消してしまおうというわけです。

こうして人々は、ゴミ捨て場の回りにはもちろん、住んでいる住居の庭や入り口などにお花を植えた出したわけです。

現代の私たちからすると「それ、何の解決にもなってませんけど?」と思いますが当時はそれが当たり前だったというわけです。(また、植えた植物が菌を防ぐ若干の生垣になったという説もあります。)

紀元前3000年前のミイラがドレスを着ていたという話はウェディングドレスの回でもお話ししました。

ウェディングドレスの話はこちら↓↓↓

2021.03.20
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結婚式においてウェディングドレスを選ぶことは女性の楽しみでもあり、1番悩むことではないでしょうか。 一生に一度の結婚式に自分に最も似合うド...

そのミイラは両手を胸の前で組んでいてその手には花束の痕跡があったとのこと、つまりその頃にはウェディングブーケという物が存在していたようです。これらの説はそれよりももっと古いお話ということになり、推測をふんだんに含んでいます。

余談ですが、香水が生まれた理由も同じです。上記の時代からもっと進んだ中世時代、汲み取り式のトイレの匂いがあまりにもきつく、家の中にこもるのをごまかすために花のエキスを抽出してオイルを作ったのがはじまりと言われています。

 

さらに怖い説

 

さてさて、ブーケにはもっと怖い説もあります。

とある一族が敵対する一族に一人の娘を残して虐殺されました。

何故、その娘だけが助かったのか?

その娘はとても美しかったので敵対一族の長の息子に見初められ、彼の何番目かの花嫁になったのです。

花嫁とはいえそんな関係性ですので幸せな結婚ではありません。

その立場はほとんど奴隷といってもいいでしょう。一族を全て殺されたうえ、そのように扱われた娘が復讐をすることにためらいなどあるはずがなかったのです。

復讐は長の息子と娘の形ばかりの結婚式の晩に成し遂げられました。

皆の前で結婚を誓い合ったその晩、娘はまず長の息子の首を寝所で落とします。

その返り血を浴びた手は何度洗っても、血の匂いだけは消せませんでした。このままだと全ての復讐を果たす前に誰かに気付かれてしまいます。

そこで娘は室内に飾られたお祝いの花を床にばらまき、さらに束ねてブーケを作り、血の匂いをごまかしました。そしてブーケの中にナイフを隠し持ち、今度は長の寝所に忍び込み、同じように首を切り落とすことに成功するのです。

そして、こっそりと埋葬してあった自分の家族や一族の墓所に長の首を捧げるために持ち出そうとしました。しかし、長の首は布にくるんで隠すことが出来たものの、やはり血の匂いが消せません。そこで娘は長の首の切り口や口の中に花をつめこみ、さらに首をくるんだ布にもたくさんの花を挿し、匂いを隠しました。そして、大きなブーケのようになったそれを抱えて幸せいっぱいの笑顔で屋敷を後にします。

娘は無事に一族の墓所へ長の首を捧げ、復讐を成し遂げた報告をすると、そのナイフで自らの首を切り自害しました。

墓所に手を伸ばすように倒れていた娘のまわりには血まみれの花びらが散っていたとか…。

 

ブーケの選び方

 

こわい話でしたが、あくまでも諸説あるということで。

まあ、新郎新婦に説明するには血なまぐさすぎる話になってしまうので、魔除けってことでいいのかなと思います。

さあ、魔除けだろうが厄除けだろうが、持つと決めたらやっぱり素敵なブーケを持ちたいですよね。

しかしながらこのブーケ、ほとんどのお嫁さんが式場のお花のスタッフまかせです。

そりゃそうですよね。事前に雑誌を見ても、スタッフに実際の写真を見せられても、好きか嫌いかは何となくあるけど「自分に似合うブーケ(しかも着たこともないドレスを着ている自分)」なんて選べるわけもなければリクエストなどできるはずもないのです。

にも関わらず多くの式場では「何色が好き?」「どんな花が好き?」「形は?」などとヒアリングして、あたかも「お嫁さんのリクエスト」であるという形にもっていきがちです。

まあ、それはそうですね。新郎新婦に「どうせ分からないんだから、だまってお金だけ出しなさい。」なんていう訳にいかないですし、また、もし勝手に作った物が「全然イメージと違うのでお金払いません!」となっても困りますしねえ。

事前に完成したカタチを見れないウェディングという商品の中で、お花はその際たるもので、尚且つ商品として完成したカタチで納品されるので、イメージが違うなどの問題になる事が多いのです。

生花がほとんどなので多少の手直しは出来ますが全く作り直すことも出来ませんしね。

では、どうすればそういった失敗をしないのか?

タイトルでは「選び方」と申しましたが、正確にいうと「お花のスタッフへのリクエストの仕方。」になります。

「私はこういうブーケを持ちたい。」より「私のイメージをこのフラワースタッフはどう表現してくれるんだろうか?」という考え。

準備スケジュールがタイトなイベントで、致し方なく初めて使うMCを見ているような気持ちです。(わかりにくいですか?)

もしくは新卒のスタッフを一人で契約の場に向かわせる気持ちです。(ちょっと違うか。)

まあ、ぶっちゃけていうと「ぶっつけ本番!」ってことです!

(さんざん引っ張っておいて結局それかいっ!って皆さまの声が聞こえてます。すみません。)

 

フラワーアーティストとの付き合い方

 

センスが良いかセンスが悪いとかは好き嫌いもありますし打合せでは分かりません。また、いくら過去の実例を見たところでその担当者が作ったものかどうかも分かりません。写真は良く見えますしねえ…。

彼等は肩書をフラワーなんちゃらとか、もっともらしい名刺を出してきますが、基本的にはどこかのお花屋さん。集団で行動しています。(動物みたいな言い方!)

お花屋さんとして週末に何件もウェディングを掛け持ちしているので打合せしたスタッフがあなたのブーケを作ってくれるとは限りません。件数も多く、効率を求めるお花屋さんでは打合せがメインのスタッフと制作スタッフを分けているところもあるくらいです。

しかし、そのフラワーなんちゃら達の共通点は「作り手」であるという事です。そう、基本的に作るの大好き!な人達なのです。

能書きたれもいるし、やたらと知識をひけらかすのもいます。かと思えばコミュ障か?というくらい黙々と作業する人も、おしゃべり好きだっています。

しかし、絶対的な共通点は「作るの好き!」なのです。

なので、彼等の創作意欲をくすぐる付き合い方をするのが一番良い方法です。

そこで提案は「おまかせ9割、希望1割」です。え、ほとんどおまかせじゃん?って思いますか?いえいえ、この1割が大事なのです。

「黄色、後は任せた。」

「明るい感じ。そうなってればOK!」

「白いバラ使って。後はよろしく!」

そう、この1割が実は1割ではないのです。一番大事な1割です。メインテーマ、メインコンセプトだけリクエストしましょう。

そしてもう一つ、「1つだけいい?」というお願い。さっき「後は任せた。」って言ったやんと言われようがお構いなしでお願いをしちゃいましょう。

で、どんなお願いをするかというと。

「ブーケの色に関してだけは、●●さん(担当のフラワースタッフ)のセンスで、黄色以外の色は選んで。」

「ブーケの形なんだけど●●さん(担当のフラワースタッフ)のおススメの形にして。」

これどういうことかと言うと「あなたのセンスを信じますのでひとつ宜しく。」と、言っているわけです。

それまでの「おまかせ9割、希望1割」の間、フラワースタッフは、式場あるいはお花屋さんの担当者として新郎新婦との打合せをしていましたが、この「1つだけいい?」の後に名指しで希望を言われた瞬間に「個別アーティストスイッチ」なり「担当者責任感スイッチ」が入ります。

まあ、それでもセンス悪いものが出来上がってきた場合は「まあ、そんなこともあるよね。」と笑うしかありません。

これらの方法をとるには新郎新婦に「どんな物が出来てくるか楽しみ」という遊び心や余裕がないと難しいかも知れません。

 

どうしても失敗したくないなら

 

ブーケの形や大きさ、デザインなどに失敗をしたくないのなら、アーティフィシャルフラワーやプリザーブドフラワー、ドライフラワーでブーケを作るのがおススメです。

アーティフィシャルフラワーのクオリティは年々あがってきており、かなり近づかないと本物と区別がつかないことも。造り物なのでいくら作り直してもへたらないし、何か月前に準備しておいても枯れません。しかも軽い!!

さらにさらに、季節に関係なくいつでも好きなお花が選べます。大袈裟にいえば真冬にひまわりのブーケだって作れます。

デメリットは花材によってびっくりするくらいちゃちな作りの物があること。(本当にびっくりします。え、これ何?っていうレベル。)

プリザーブドフラワーとはアーティフィシャルと違い、本物のお花を特殊な加工で最も形のいい時期に色を抜き、後から染料で染めた状態で保存してある花のことをいいます。こちらも半永久的に枯れません。また、染料を使っているので本物の花ではあり得ない色も楽しむことが出来ます。素敵な色が多いので生花と併せてブーケにする場合も。

そして、元々本物の花なので一つひとつカタチが違うことでより本物らしく見えたりします。こちらも季節に関係なく楽しむことが出来ますが、アーティフィシャルより花の種類が少ないのがデメリット。

ドライフラワーブーケを作る

既に加工済のドライフラワーで作るのならOKですが、生花をドライにしてから作るのはおススメ出来ません。なぜならうまく綺麗に花弁を残してドライにするのは難しいから。

そして、大抵の花弁はパラパラと落ちてしまいます。

なので、木の実や枝物と言われる花弁のない植物で作ることになるのですが、これはかなりセンスが必要です。

また、イマドキの人は気にしませんけど結婚式で「枯れた」物を持つのはイメージが悪いそうです。(3,4年前くらいは私もこんなトークをしていました。)

結構上級者向きですし、式場のフラワースタッフが対応してくれるか疑問です。

これらの材料で制作してもらえば、事前に完成品を見ることが出来るので失敗することはないでしょう。

ただし、お値段は生花よりかかるかも知れませんので、担当のプランナーさんに聞いてみてください。

 

お値段のこと

 

さて、それらのウェディングブーケの相場っていくらなのでしょう。

大体の相場は30,000~50,000円。(高い?)

これはホテルや式場でのお値段。同じ材料で街場のお花屋さんに頼むと10,000~30,000円でやってくれます。

これは何が違うかというと、ホテルや式場の儲け分がお値段に乗っているからです。

まあ、ホテルや式場で結婚式を挙げるならここはあきらめてください。

実際の仕入金額で言うともちろん花材やボリュームによりますが750円~1,500円くらいです。びっくりしました?お花って直接市場で買うと安いんですよ。

ただし、1本ずつは仕入れることが出来ませんのでロスは出ます。この辺をうまく調整するのも優秀なお花屋さんの必須条件です。

 

まとめ

 

さて、あなたがお仕事や趣味でお花の仕入れから制作まで携わっている人ならもっと深くリクエストをすることも出来るでしょう。

そうでないなら、専門家に対しては「ざっくりとした希望を言って、後はプロにおまかせし、出来上がりを楽しみに待つ。」という姿勢が正しいと思います。

でも、既に細かいリクエストや希望あるならそれはそれでしっかり伝えておきましょうね。

その上で、出来上がりを楽しみに待ちましょう!

ぷちばけでは、あまり凝ったブーケは作りません。

凝った事をしない分早く作れるので、実際は当日お嫁さんのお仕度が終わる頃に作り始めたりします。宿泊付きが多いぷちばけのパーティーは通常の結婚式より時間が長いので、お花の鮮度を保ちたいという理由もありますが、どちらかというとその日のお嫁さんの気分や場の雰囲気に合わせて作りたいのです(花材はもちろん事前仕入れですが)。

お仕度中のお嫁さんの目の前で作ったりすることもしばしば。「ちょっとやってみる?」なんて言いながら。お値段もお花一式おいくらでやっているので、上手く作れば2,3個できることもあります。

ブーケの形やサイズについてはインターネットで様々なノウハウが出ていますのでそちらと併せて一つの考えた方として参考にして頂けたら幸いです。

ぶぶぶ、ぶーけっ!は魔除け。あなたのウェディングに幸多からんことを!!

ぶぶぶ、Bless you!!

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