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花嫁修業、致しません!

皆さまご機嫌はいかがですか?

さて、最近はとんとお見掛けしなくなりましたが、女学校を卒業したうら若き乙女が大学に進学せず、さりとて就職もせずにご実家にとどまり、「私、花嫁修業中の身でございます。」などと恥じらいもなくのたまわっていた時代が確かにあったのでございます。

1972年に女性にも働く機会を増やそうという男女雇用機会均等法が施行される前、女性が社会に出ると「どうせ、結婚までの腰掛けなんだからお茶くみでもしてなさい。」という「パワハラ」がまかり通っていた頃のお話でございます。

現代におきかえますと、その乙女たちは「ニート」以外の何ものでもないのでございますが、当時は一つの肩書きとして立派に通じたため、当人たちもちょっと胸を張りながら「花嫁修業中です。」などと答えていたものです。

これが25歳を過ぎた頃になりますといささかその姿勢も下向きになり、「花嫁修業中」から「家事手伝い」というちょっと恥ずかしい肩書きになってしまいます。

その頃の女性の結婚適齢期はクリスマスケーキに例えられることがあり、適齢期を過ぎた女性は下を向きながら「花嫁修業中…、いいえ家事手伝いです。」なんて答えていたのです。

ちなみにその例えはこんな感じでございます。

24日までは予約殺到

25日までは定価で買ってもらえる

26日は値引きして何とか買ってもらえる

27日は値引きしても売れ残る

30日は腐る

何ともデリカシーのないことです。

今そんな事を言ったら炎上すること間違いなしですが、当時の男性達は笑いながら本人を目の前にしても平気で言っていたものです。

時を経て、花嫁修業という言葉だけは残りました。

今日はその花嫁修業についてのお話をさせて頂きますね。

炊事

 

 

花嫁修業の代表は何といっても炊事でしょう。

炊事という字のごとく、食事を煮炊きする行為です。

現代はその仕事の殆どを優秀な家電が補ってくれて、何かの作り方に困った時も検索すれば丁寧に動画が教えてくれる時代のようです。

当時はそのほとんどが手動であり、作り方も口伝えでしたので、まさに修行しなくては料理上手なお嫁さんにはなれなかったのです。

現代のお嫁さんで美味しくない料理をこしらえる方がいらっしゃったら、それはむしろ才能なのかも知れませんよ。

今のお嫁さんに調味料をふる順番をあらわした「さしすせそ」や、バランスのよい食事をとるための「まごわやさしい」なんて言ったら、孫に「急にどうしたの、大丈夫?」なんて心配されそうです。

ちなみにさしすせそは、

さ 砂糖

し 塩

す 酢

せ しょうゆ

そ みそ

で、まごわやさしいは、

ま 豆類

ご ごま

わ わかめ(海藻類)

や 野菜

さ 魚

し しいたけ(キノコ類)

い いも

のことです。ご存知なかった?時代をかんじますねえ。

しかし、何でも調べれば1秒もかからず調べられる現代のお嫁さんとはいえ、大人の常識として知っておいた方が良いことはいくつかありそうですね。

美味しいお米の焚き方なんていかがですか?

全自動炊飯器の言うコトを聞いていればおいしいお米が炊けるのですけれども、少しくらいは手間をかけてもバチはあたりません。

お米のとぎ方などは、おいしい無洗米もあることですし、ここはひとつ「浸水」の手間くらいはかけてみましょうね。

簡単なことです。お米を釜にいれてお水をいれたらすぐにスイッチを押すのではなく、30分くらい放置してからスイッチをいれるだけ。

これだけで、ふっくらとした美味しいお米になりますのでお時間があればお試しくださいな。

また、せっかく四季のある日本に生まれたのだから、「旬」というものを知っておくのも良いことです。現代の野菜や魚は、季節問わず一年中手に入れることが出来ますがやはり自然のものは一番おいしい時季というものがございます。

また、季節のものが食卓に並ぶというのは風情があってよいものです。若い夫婦が「お、今日はさつまいもの味噌汁か、秋めいてきたねえ。」なんて会話をしていたら微笑ましいですね。え?年寄りくさいですか?すみません。

また、それらをスーパーで選ぶ際は、出来る限り美味しいものを選びたいものです。

この目利きも少しお勉強しておくとよりよい食卓になることでしょう。

ベビーカーを押している茶髪で爪の長い若いママが人参や大根のヘタの部分をじっくり見比べて買い物かごに入れている姿を見ると「ほう、人を見かけで判断しちゃだめだなあ。」と反省しつつ、何だか嬉しい気持ちになるものです。

そんなママのお子様や旦那様は幸せですよね、いつまでもお洒落で若々しくて美しいうえに旬で一番美味しい食材を食卓に並べてくれるのですから。

お花やお茶

 

 

花嫁修行というと次に思い浮かべるのが、華道や茶道といった古の嗜みです。

自分で着付けた帯がぎこちないのがなんとも可愛らしいお嬢さん達が華やかに賑やかにお師匠さんのお宅におもむき、かしこまって障子・襖の開け方から座布団への座り方まで、手ほどきを受けているうちに、お花の挿し方やお茶のたて方もさることながら大人としての作法を身に付けていったものです。

さてこのお花やお茶ですが、何かのおりに切り花を頂くことも少なくなり、お茶をたててお客様をおもてなしすることもなくなった現代にはあまり必要のない修行に思います。

マナーの勉強になりますけども実際そのような場に招かれることも少なくなりましたしねえ。

しかし、美しい花はお客様にかぎらず家人にも心の潤いを与え、季節の移りかわりを感じさせてくれます。お茶は落ち着いた心をもたらし、茶器などを愛でれば、やはり季節を感じることができます。また、どちらもシンプルなものでありながら雅やかな気持ちにもさせてくれます。

とはいえ、忙しい現代のお嫁さんにとってはお仕事とお稽古のスケジュール調整の方が大変で、かえって落ち着かなくなってしまうかも知れません。

ですので、ここはひとつ、季節を感じさせるお部屋づくりを意識してみるだけというのはいかがですか?

何も大袈裟に家具をどうこうというわけではなく、生活空間に季節の色を取り入れるだけ。例えば季節に合わせてカーテンやクッションカバーを替えるとか。それも面倒であればテーブルの上にランナークロスを敷いてみるとか。

ちなみに季節の色というとこんな感じでございます。

春 

 桜・紅梅・山吹・若葉・菫

夏

 露草・若竹・杜若・薄浅葱・萱草

秋

 柿・茜・竜胆・栗皮・群青

冬

 銀鼠・千歳緑・白梅・朱・消炭

これら全てどんな色がお分かりになりますか?

せっかくなのでそれこそインターネットでお調べくださいな。

割とどこにでもよくある色ですよ。

音楽

 

 

少し異質なのが音楽の習い事です。琴や三味線だと芸子(妓)さんの専売特許のようですが昭和の時代もピアノやバイオリンと並んで人気の習い事でした。

自宅にお客様を招いたとき、おもてなしをするという目的ですが、当時はなんとなしに雰囲気で習っているお嬢さんが多かったように思います。実際に披露する場面はほとんどなかったでしょうから。

とはいえ音楽というものは生活に潤いを与えてくれるものであることに間違いはございません。

2021.10.14
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楽器の演奏は趣味としては面白く、大変奥深く良いものですが、新婚時代の小さな借家では近隣の皆さまとの大きな諍いに発展しかねません。

ですので、家庭内に少しだけ音楽を取り入れる程度で我慢されてはいかがですか?

家というのは企業戦士でもある新郎新婦が帰り着く安寧の場であるべきだと思うのです。帰宅するなりテレビのスイッチをオンにしたり、帰路で見ていたYou tubeをそのまま見続けるのでは一向に心が休まる気が致しません。

いったんは静かで落ち着く音楽を流して心の切り替えをしてみてはいかがでしょうか?

そのためのオーディオ機器や音楽を二人で選ぶのも楽しいひと時となり、夫婦の会話も静かで落ち着いた雰囲気の中で和やかにはずむように思います。

帰ってきた旦那様が

「お、この曲いい曲だねえ。」

なんて言ってくださるように。

お金のお話

 

 

当時のお嫁さんたちには「家計簿をつける」という役割がございました。専業主婦が多かった時代は旦那様が働いて稼いだお金をお預かりして切り盛りをするのは妻の役目という考えが多かったのです。その手段の一つとしていつ何にいくら使ったのかを家計簿に事細かく記載して把握しておくという必要がありました。その中でしっかりと貯蓄をして子供を育てるための費用や将来マイホームを購入するための資金などを捻出するのが「デキるお嫁さん」だったのです。

現代は夫婦共働き、子供を授かっても働き続ける夫婦も多く、必要最低限のお金を出し合った後は夫婦それぞれで管理しているという家庭も少なくありません。

また、電子マネーでのやりとりが主流の現代では個人の資産管理はしやすくなりましたが夫婦共同の資産管理がやや面倒になっているのも事実です。

ですので現代はお嫁さんに限らずですが、お金にまつわる必要な知識として「税金」や「保険」の基本知識に加えて「国の助成金や補助金」などを勉強しておくのがよろしいかと思います。

この知識がまるでないまま一生を終える人としっかりと理解して過ごした人では将来的な貯蓄額が倍以上違うという話もございます。

日本には低年収であっても生活を補ってあまりあるサポートが用意されているはずなのですが、手続きが煩雑であったり、何回も窓口に行かなくてはならなかったり(これはわざとそうしているのかしら?と疑うくらい。)と面倒なので、受けられるものを全て受けている人の方が少ないのです。

また、地域のコミュニティが減少してる現代では実際にそのサポートを受けたことがある先輩方からの情報が入ってきません。

ですが、もし自分から能動的にその事を調べようと思えば情報はいくらでも手に入ります。

現実的な事を言えば花嫁修業と称して単発のお料理教室に行くくらいなら、一日家にこもって関係各省庁やお住まい地域の行政のホームページなどを閲覧した方が、よほど価値があるかも知れませんね。

結婚・新居・出産・子育てなど、これから近い将来起こり得る事象に対して様々なサポートがありますので調べてみて下さい。調べてみると「ほうほう。」となり、国の補助というものは私たち国民全員に対して用意されているのだということが分かります。

せっかくせっせと税金を払っているのだから、利用できるものは利用したいものです。

花嫁修業ではなく花婿修行?

 

 

反論を恐れずに言うならば、結局のところ花嫁修業なんて言葉が生まれた時代は花嫁さんに有り余る時間があったので呑気に修行できたということでしょう。しかも、その前提は「良くてデキた専業主婦」になるためのものでした。

また、男性側がお嫁さんを選ぶという感覚だったので「出来る限り良さそうな嫁である。」というアピールをするための側面もあったことは否めません。

現代は夫婦共働きで、子育てだって夫婦で働きながら一緒にするものです。

同じくらい忙しくて、同じくらい稼いでいるならば、花婿さんだって同じ修行をしてもらわないと話の辻褄が合いやしません。

ですが、そんな現代でも「花婿修行」という言葉はどこをどうひっくり返しても一般的ではないのでございます。

よほど男性の方が掃除洗濯炊事などの修行をしておいた方が良いのに。

さて、本稿で述べたようなノウハウをあなたが既に持っているとしたら、あなたのパートナーを冷静に見つめてみてごらんなさい。今はその愛しい彼のために何でもして差し上げたいとお考えでも、いずれそうでなくなる時が来てしまうかも知れません。

その時に「うちの旦那は本当に何にも出来なくて困っちゃうワ。大きな子供がもう一人いるようなもんよ!」なんて言っても後の祭りです。

今あなたがやるべきことは、最低限の知識を得ておくことと、あなたと同じレベルまでパートナーを引き上げておくことです。

食については、「何食べたい?へーそうなんだー。じゃあ今度一緒につくりましょうよ。」とさりげなくお料理デートの日を作り、「自分で作ると美味しいねー。」と言う彼に「後片づけまでが料理だよ!」と二人で分担すればあっという間に終わることを教えておきましょう。

そして、ショッピングデートの最中に「そうだ、カーテンの色を選んでくれない?もうすぐ秋になるでしょ?」と選ばせて、後に部屋に訪れた彼が「カーテンをかえるだけでも雰囲気が変わるもんだねえ。」と言ったならば「でしょ?冬にはまた新しいのを選んでくれる?」と、たたみこんで習慣化させておしまいなさい。

音楽も同様です。「何かおススメの音楽ある?へー、じゃあその曲ダウンロードしてみよっかな。」などと彼の好きな曲を利用しつつ音楽のある生活へ誘いこみつつ、音楽をかけて落ち着いた所でおもむろにスマホを見せて「みてみて、こんな補助金あるんだって!お得じゃない?」などと彼の頭に刷り込むことも忘れてはなりません。

もしかすると現代における「良くできた妻」とは「良くできた夫」を育てる能力の高い女性のことなのかも知れません。

まとめ

 

 

それほど昔でもない過去のお嫁さんは昔ながらの花嫁修業をしながら働き、結婚してからも家事をまるでしない旦那様のお世話をし、子育てをしながらも働き続け、今考えると末恐ろしい生活をしていたわけです。もしかするとあなたのお母さまもそうかも知れません。

もちろんこの先も「専業主婦」がなくなるわけではありませんので、花嫁修業をしたからといって、まったく損をしたという事でもないでしょう。何かを習ったなら少なからず身に付くわけですから。

しかし、忙しく過ごす毎日をさらに忙しくしてまでやる必要はないように思います。

また、どうせ何かをはじめるならばパートナーと一緒に楽しくやった方が良いでしょうし、前項に述べたように将来的にも有効です。

修行という言葉はどうにも「苦しく辛い先に何かをつかむ」というイメージがございます。結婚の準備というものは、少し浮かれて、楽しくやるものです。

ですので、お嬢様方、声を大にしておっしゃってくださいませ。

「花嫁修業?…私は致しません!」と。

 

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