皆さんのまわりによく見るとそうでもない(失礼っ!)のに、何故か周りから「美人」と認定されている人いませんか?「あの人って美人だよねー。」って。
はいっ!今日は絶対的に知りたいそんな人達が身にまとっている「美人オーラ」の出し方です笑
そもそも美人オーラって何ぞやという話なんですが、スピリチュアルな人が「あ、あなたは金色のオーラなのね、それは霊的に高潔な人が云々…。」というアレではありませぬ。(何度も言いますが私は「あなたの前世はとある貴族に飼われていた羊です。」と微笑みながら言われた時からこういう人たちが苦手です…。)
誤解を恐れずに言ってしまうと「美人ではないのに美人っぽい」人が持つ雰囲気のこととぷちばけは思うのです。
造形的な美人ということではなく、その人がそこはかとなく持つ「なんかしらんけどモテる。」(異性限定にということではなく人間的に)という雰囲気、もしくは人間的な色気とでもいいましょうか。
「生まれてこのかた、そんなもん出したことないわっ!」というなかれ、
今回は、東京都港区南青山で、16タイプパーソナルカラー診断®、骨格分析、メイクレッスン、顔タイプ診断など、パーソナルイメージコンサルティングをしていらっしゃる笹倉麻耶さんの連載ブログの「美人オーラ」についての記事を参考にさせて頂きました。
(https://ameblo.jp/imageup-aoyama)
おっしゃー!美人オーラ、絞り出してやろうじゃないの!
まずは外見から!
美人オーラを出すには何が必要か?
やっぱり見た目は大事!
代表的な外見といえば、メイクとファッション!
そしてそのどちらとも共通して最も大切なことは「自分に合っているか?」ということ。
世界中が「お洒落アイテム」として認めている服を着たって、似合って無ければ台無しです。
ほら、あの女優さん(ヨメ姑戦争的なドラマの人!)が全身シャネルだらけで「全然似合ってない!」「シャネルに謝れ!」とかって炎上したこととかありますよね。
しかし自分に合っているか?ってどうやったら分かるのでしょうか?
何千組の花嫁さんがヘアメイクに入る前に必ずと言っていいほどおっしゃること「私は〇〇なので…。」という自分の顔に対する低い評価。
そりゃ、何十年も毎日見ている自分の顔ですから「私が一番よく知っている」という意見も分かります。
しかし鏡にうつる自分の顔はそのほとんどが正面からでしかなく、照明も同じなら使っている化粧品も表情をつくる筋肉の使い方も同じです。つまり殆どのお嫁さんがワンパターンの自分の顔を見て「私〇〇なので…。」という自己診断をしているわけです。
というわけで自分に合っているメイクやファッションを見つけるなら、他人の目を借りる方が客観的で色々な角度から見てくれるので正解に近いはずです。
その際に大事なのが「自己評価は間違えている」という前提です。
もちろん間違ってないかも知れませんが、まずはフラットに他人の意見を聞き入れる準備をしておきましょう。
結婚式の準備においても、そんな前提に立ってから担当のヘアメイクさんだけでなく、行きつけの美容院や今回参考にさせて頂いた笹倉さんのようなコンサルタントの方に聞いてみるのもありですね。
美人っぽい動き!
他人様の力を借りて自分に合ったメイクやファッションを手に入れたのなら、次は「美人に見える動き」です。
美人にみえる動きとは一体?
まず、クレオパトラか楊貴妃、いや石原さとみか白石麻衣か、とにかくあなたが思う美人になったつもりで動いてみて下さい。(急に人前でやるともの凄く心配されてしまうので一人のときにこっそり。)
普段のあなたと何が違うか?
ほとんどの人がいつもよりゆっくり動きながら、首をかしげたり指先を伸ばしたりしてみるはずです。個人差はあると思いますが、ごちゃこちゃわちゃわちゃしていないことは確かです。
つまり、美人に見える動きとは、ゆっくり落ち着いていること、そうすることで体の先っぽまで意識が届くってことです。
なんか「余裕ぶっこいている。」って感じです。笑
マナーや所作のプロである、やまとなでしこ養成塾や着物美人講座を主宰していらっしゃる末永貴美子さんは、ご自身のブログで美しい所作を身に付けることにより自信が持てて、その自信がさらに女性を美しく見えるとおっしゃっています。
https://ameblo.jp/ccchimi/theme-10105250164.html
このマナーについては違う機会に!
つまり自分に合ったメイクやファッションを見つけて楽しみ、落ち着いてゆっくりとした動きをすることで「人生を楽しんでいて、自信のある女性」というオーラが出るのではないかと!
幸せを与えられる人
前述の笹倉麻耶さんによれば、外見の次は「幸せを与えられる人」であれとのこと。
「コノ壺ヲ買エバ、アナタハ必ズ幸セニナレマスヨ。」と、シアワセを押し売りしてくるおかしな人の事ではありませぬ。
あなたが誰かをシアワセにする武器は壺ではなく「笑顔」と「感謝」と「言葉」です。
結婚式において「笑顔」と「感謝」は簡単です。
何故ならあなたは幸せで「笑顔」になりたくなる心情だし、周りの人が祝福してくれるのだから「感謝」なんて余裕でしまくりです。
そして、三つ目の「言葉」で幸せを与えるのに最も簡単で効果的な方法は何かというと「相手を褒める」ということです。
結婚式当日あなたに祝福と賞賛を与える相手に対して、「ありがとう」に一言付け加えてみてはいかがですか?
「〇〇お姉ちゃんキレイ!」と親戚の子供に言われたら「ありがとうね、〇〇ちゃんも今日はとってもかわいい!」とか。
「おお、何だか見違えたな!」と照れ臭そうに褒める上司には「ありがとうございます!〇〇部長も今日はいつもよりもダンディですね。」とか。
自分の結婚式で相手の事をしっかり誉めてあげることができる女性って「余裕のある大人の女性」って感じしませんか?
とはいえ、ほめるって関係が近ければ近いほど結構難しいんです。このことについて反論する人はいないと思います。
ですので、普段から練習する必要がありそうですね。
まずは隣でイビキをかいているソイツを褒めてみて…笑
キラキラとツヤツヤ
キラキラとツヤツヤ、この言葉にマイナスイメージを持つ人っていませんよね。
どんな単語にもこの言葉をつけるとプラスになってしまいそうです。
そう、この二つは美人オーラを出すのに大切なキーワード。
キラキラの代表はアクセサリー!
ツヤツヤの代表は髪・肌・爪!
人を装飾する品物と人の中で装飾しやすい部位、これがキラキラツヤツヤしているだけで美人オーラがさらに増すというわけ。
ただし、ご注意はギラギラやじゃらじゃら、テカテカやベタベタはいけません。
この基準にもかなり客観的な目が必要です。
メイクやファッションと同じように、他人のアドバイスを聞く必要がありそうです。
また、マナーという観点からも大切です。
マナーとは『人と人との関わりで当然その場面でしかるべきとされる行儀・作法のこと』を指します。作法の中には所作だけでなく、服装も含まれていますので大人としてその場にしかるべき装飾をしましょうといわけです。
艶・健康・清潔
ここまで読んだあなたからは美人オーラが出かかっているはずです。
しかし、これはまだ真のオーラ(なんのこっちゃ)ではありませぬ。
続いて気を付けることは、
艶っぽいこと。健康的であること。清潔であること。
大人の女性として艶っぽさを忘れてはいけません。
清潔や健康だけに意識を向けてしまうと、なんか「清廉潔白」「純真無垢」「健康優良」とかになり「春の交通安全週間」のチラシみたいになっちゃいそうですし、艶の部分にだけフォーカスしてしまえば、単なるお色気お姉さんになってしまいます。
白いウェディングドレスは「清廉潔白」「純真無垢」の象徴ですが、どのドレスも「大人の女性らしいシルエット」を意識して作られています。
私たちはこれを「遊び」と呼んでいますが、つまり「清廉潔白」で「純真無垢」だけなら白い詰襟の制服でも着ていれば良いわけで、わざわざドレスを着るのはそこに「遊び」の部分があるからなわけです。その遊びが艶になり、自信のある大人の女性を演出してくれるのです。
普段の身だしなみも同様に、このバランスが非常に大事となります。
またTPOによってバランスを変えていくことも必要です。
仕事なら「清潔感」が大事だし、同じデートでも昼間にピクニックに行くなら「健康的」を意識するでしょう、そしてその恰好でディナーにはいかないですよね。
背中に気を付けて!
「俺の後ろに立つな、間違えて立てば撃つ。」
と世界一有名な眉毛激太のスナイパー(分からない人はゴ●ゴ13を見て下さい)が言うセリフですが、美人オーラを出したい女子もその後ろ姿に気を付けて!
前述しましたが、私たちが見ている自分自身は、ほとんどが正面の姿です。
自分の後ろ姿をゆっくり見ることって中々ありません。(例えばあなたがうつ伏せの状態で亡くなった後、魂として抜けてから?こわっ。)
ここで役に立つのはスマホですね。
いくら合わせ鏡で自分の背中を写してもしっかりとは見れません。ならば、固定して録画しているスマホで自分の後ろ姿を撮影し、後でしっかりと見てみましょう。
ウェディングドレスの試着ではもちろん、デート前もそんなひと手間をかけてみてはいかが?
そして、その際に意外と気になるのが髪の毛の長さ。
背中にかかるその髪の毛は長さも形もあなたがイメージしている通りですか?
準備大事です!!
ウェディングに関わらず何かの前には必ず準備が必要です。
デートや食事会、毎日の通勤にだって。
その準備をおざなりにしてしまっては「美人オーラ」は発動しません。
前項で述べて来たことを習慣化しても気を抜けばすぐに消えてしまいます。
だからと言って、忙しく働いている時に「美人オーラ」のことばかり考えていたら多分上司や同僚に嫌われること間違いなしです。
ちなみにですが、プロジェクトしめ切り間際で髪の毛振り乱して働いている横で、優雅な所作で微笑む同僚がいたら私は間違いなく首をしめます。
ですので、出来る限り準備してちゃんと「美人オーラ」マックスにしてから出かけましょうね。時々気がぬけて美人オーラが消えてしまっても笑ってごまかしましょう。
自信こそが最大の武器!
とある大学が実験を行いました。
学力・基礎体力が同レベルの学生を50名ほど集め半分に分け、同じ内容の講義を受けさせます。
しかし、Aグループでは、教授が学生を褒めまくりながら講義をし、Bグループでは教授は学生を叱咤しながら講義をします。
講義後、学生たちは基礎体力と基礎学力テストを行います。
結果、Aグループの方がBグループに対して120%以上の点数を出すことが出来ました。
このことからも分かるように人間はだれしもが誉められると育つのです。
さて、美人オーラを出すために様々な努力をはじめたあなたは少しずつ褒められることが多くなるはずです。褒められたあなたはさらに誉められようと努力をします。
このプラスのスパイラルに入ってしまえばあなたの美人オーラがどんどん持続されていくのです。
ですので「ああ私って駄目な女。もっと自信をもたなくては。」なんて自分を律したりする必要はありません。
ただただ、お気楽に「私の事褒めて―!ほらほらー、ここがカワイイでしょー!」と思っていればいいのです。
「誉められる」という行為は「美人オーラ」の燃料なのです。
まとめ
さて、今回は美人オーラの出し方?についてのお話でしたが、ちょっと危険なこともあります。人に美人と思われたい、あるいは良く思われたいという気持ちは悪いことではありません。そしてとてもうれしいことです。
何故嬉しいか?
それはあなたの承認欲求が満たされたからです。
承認欲求というのは食欲と性欲につぐ人間の三大欲求の一つです。
多くの悪事や犯罪の理由が、この三大欲求を満たすためだとすると、いきすぎた欲求は他人を傷つけ、貶める行為になりかねません。
最初は自分が純粋に美しくなりたいとはじめたことが、どこからか目的を違えてしまい、誰かと比べて競争してしまったり、身の丈に合わないお買い物をしてしまったり…。
もちろん、そんな風になってしまったあなたからは「美人オーラ」は出ておらず、似て非なる「高飛車オーラ」や「偽美人オーラ」が出ているだけです。
「美人オーラ」は自分の内なる魅力を他人の目によって発見、あるいは生成され熟成されますが、決して他人と比べてはならぬという一見すると矛盾な代物です。
ニワトリが先かタマゴが先かという話みたいですが、
そうならないために必要なのが「落ち着いて余裕のある心」の状態です。
「少しでも美しくならなくては!」と血眼の時は決して発動せず、
欲せず心に余裕がある時に発動しているのが美人オーラ…。
うーん、何だかとんちが効いてますな。