ぷちばけ 結婚も結婚式の準備も楽しくなくちゃダメでしょ! お嫁さんのミカタ、『ぷちばけ』です! ぷちばけ 結婚も結婚式の準備も楽しくなくちゃダメでしょ! お嫁さんのミカタ、『ぷちばけ』です!

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シアワセお手紙タイム

 

結婚式のクライマックスと言えば「お手紙朗読!花束贈呈!新郎謝辞!!」怒涛の感涙定番イベント!

何千回見ても「私、プロなんで涙なんて見せないですから。」という顔して涙を堪えるのに必死です。

いま想像しただけで泣けてきます(T T)

披露宴の終盤、司会者から

「本日会場にお越し頂けなかった皆さまからも温かいお祝いのメッセージを頂いております。」というアナウンスが入ると会場内がライトダウンしていきます。

司会者が祝電を読み上げる中、メインテーブル前にはスタンドマイクが設置され、その反対側の退場口には会場スタッフに案内されたご両家の両親が並びます。

お開きを察知したゲストが慌ててお化粧室に駆け込もうとするのもこの時間ですね。

脱線しますが、あまりギリギリに行こうとすると会場スタッフから「まもなくお開きになりますのでお開きの後にお願い致します。」なんて無情なことを言われる可能性がありますのでゲストで出席した時は気を付けて!

そして程よくシーンとなった所で「新婦●●さんより、お手紙の朗読です。」となるわけです。

花嫁の手紙

 

このお手紙の内容についても沢山のお嫁さんからご相談を受けます。

「イインデスヨ。スナオニオモッタコトヲカケバ。」

なんて死んだ魚の目をしたお答えなんかしません!

私も幸せいっぱいの花嫁の気持ちになってお手紙を書かせて頂きます。(側から見ると私ってかなりイタイ人かも・・・。)

1.

お父さん、お母さんへ

今、私は明日の結婚式を思いながら自分の部屋でこの手紙を書いています。

1階からはお父さんが毎週楽しみに見て観ている●●(TV番組の名前)の音が聞こえています。

今まで当たり前だったこの場所から巣立ち、●●さん(新郎の名前)との新生活への期待と喜びと共に、新しい家族を作っていくという責任の不安も感じています。

まだまだ未熟な私とはいえ、思い出せばこれまでの人生にもたくさんの不安がありました。

2.

幼い時の遠足や運動会、発表会の前日。

大人になってからの大学受験や就職試験の前日。

その全てを優しくあたたかく、そして時に厳しく

お父さんとお母さんに見守られていたのだと今になって気付きます。

これからは●●さんとその期待と不安をわかちあいながら歩いていこうと思います。

よちよち歩きの私たちがしっかりと地に足をつけた夫婦になるまで、いままでより少し遠くから見守っていてください。

3.

そして、●●さんのお父さんお母さん、私たちの結婚を認めて下さってありがとうございます。まだまだ未熟な私ですがこれからも宜しくお願い致します。

4.

ここからはいつも通り呼ばせてください。

パパ、お酒を飲みすぎちゃだめだよ。ひ孫が結婚するくらいまで長生きしてね。

ママ、お洒落に手をぬいちゃだめだよ。いつまでもきれいなママでいてね。

二人とも今日まで育ててくれて、ありがとう。

私しあわせになるね。

  • ●年●月●日 ●●(新婦の名前)

いかがですか?「ふーん。」って感じですか?

やっぱり本物のお嫁さんみたいにいかないですねー。

でも、手紙の構成ってだいたいこんな感じなんです。

順番に解説してみますね。

1のポイントはいつどこで書いているのかを入れることです。

聞いている人はお嫁さんがこの手紙をどこでどのタイミングで書いたかを想像することによってより感情が入りやすくなります。

他のタイミングとしては「いよいよ明日は結婚式です。お母さんとよく行ったカフェの窓際の席で」とか「新居に引っ越す前の日、実家の自分の部屋で」とかがドラマチックですね。

「今、結婚式場の控室であわてて書いてます。」はさすがにやめておきましょうね。

また文章は全体的に大人の女性を意識してちょっと堅めくらいがちょうどいいかも。

2のポイントはより細かい思い出を語ることです。象徴的なことより具体的に言った方が感動的です。例えば「人生初の演劇発表会で村人その3を演じる前日」とか「筆記試験から第五面接とやや長めの審査をクリアした最終面接の前日」とか。

ちょっと笑いもとれるといいですね。

3はお相手の両親への気遣いですね。お礼の後に「初めて自宅にお伺いした時に優しく迎えて頂き本当に安心したことを覚えています。」とか、本当は違ってもちょっとアゲておくとグッドです!

4が最大のポイントです。3まで読んだら一呼吸あけてください。

ここは普段呼んでる呼称にかえて、あなたが本当にお父さんとお母さんに言いたいことを素直な言葉で言ってあげてください。(ただし、長いとダラダラしちゃうので短めに!)

最後の「しあわせになるね。」では、ご両親はもちろん、ゲストも大号泣してることでしょう。おそらく私もその場にいたら号泣しています。

さて、もう一つ注意点です。気遣い上手なあなたはゲストの皆さまへの御礼も手紙にいれたいところだと思いますが、この後、ご新郎のお父様やご新郎の謝辞がありますのでそこはそちらにまかせましょう。

やばっ、解説しながら泣けてきた(><)

ココロをこめて花束を

 

お手紙を読み終わるとスタッフが贈呈用の花束をあなたとパートナーに渡してくれることでしょう。あなたはその花束を持って正面の両親へと向かいます。

花束贈呈のパターンとしては2パターン。

自分の両親に花束を渡すのがストレート。お相手の両親に渡すのがクロス。

個人的にはお手紙朗読からのつながりを考えるとストレートが自然かなあと思います。

また、お母さまに花束だけを渡す。併せてお父様の胸ポケットに同じお花のブートニアを挿す。というパターンもあります。これも個人的には花束だけでいいのかなと思います。お父さまにブートニアを挿すときにちょっとグダグダっとするのと、お父様が深々とお辞儀すると胸ポケットからぽろっと落ちてしまうことがあるので。

贈呈するものも花束ではない場合もありますね。

ここでよく登場するのがウェイトドールと呼ばれる新郎新婦が生まれた時の体重と同じ重さのぬいぐるみ。私がプランナーになったウン十年前(ここ、深くつっこまない!)からのベストセラー商品!当時は熊ちゃんしかなかったのですが、今やディズニーシリーズや本人の顔に似せたぬいぐるみなど何でも作れちゃいます。

そのうちに超リアルな赤ちゃんで抱っこした瞬間に当時の産声が出るとか進化しそう。(こわいか・・・。)

私のおススメはやっぱり花束です。見た目も華やかだし渡しやすいし。

似顔絵とかの平面の記念品だと卒業証書授与みたいになりますしねえ。

子育て卒業証書っていう本当の卒業証書を渡した新郎新婦もいましたが・・・。これも結構定番アイテムですね。

謎の演劇!これってどうなの?

 

番外編として手紙朗読が恥ずかしいとか、泣いちゃって読めないというお嫁さんのために司会者が代読してくれることもあります。

さらにこの代読の究極が謎の演劇セレモニー。

これはお手紙のかわりに謎の子役が新郎新婦の幼い頃を演じ思い出などを語りだします。

実際に行われた現場に数回立ち会いしたことがありますが、司会者から事前にしっかり説明をしないと急に見知らぬ子供が出てきて演技をはじめるのでご両親もゲストも一瞬「?」となります。

ストーリーが学生時代になると今度は若い役者さんが学生服などを着て出てきます。ご両親やゲストは「似てる、似てない。」が気になりだします。

子役独特の「目を一杯に開いて不自然に大きな声をだす。」演技と、新郎新婦に似ていない学生時代の新郎新婦。

色々なことが気になって、ストーリーが頭に入ってきにくいなというのが正直な感想です。

ただ、上手に笑いをとってくれたり、最終的には泣かせてくれる(さすがプロ!)ので好きな人はやってみてください!

新郎が関西の方で、子役が明らかに関東の子供なのに無理矢理関西弁をしゃべりだした時はちょっと震えましたが・・・。

ここがオトコの見せどころ!新郎謝辞!

 

そんなこんなのお手紙朗読や花束贈呈が終わるとお越し頂いたゲストに対する謝辞となります。一般的には両家を代表して新郎父が挨拶を述べた後、新夫婦を代表して新郎が挨拶をします。新郎父の謝辞は何なら紙に書いて読んでもらっても良いので割愛します。(乱暴!)

結びの一番、トリ中のオオトリ!

ここで感動的なおかつ大人の男性として立派な挨拶が出来れば、新婦親族からも新婦側のゲストからも「素敵な旦那様ね。」と言われること間違いなし。

男性諸君!心してかかれー!

と、私ならこんな感じで謝辞してくれたら感動するなあという挨拶を書いてみます。

1.

本日はご多用の中、私たち二人のためにお集まり頂き誠にありがとうございます。

先ほど父も申しましたが(大抵は言っているが、言ってないならここは省いて!)、皆さまから心温まる祝辞を頂き、大きな喜びを感じると共に、大人としての責任を感じ身が引き締まる思いです。

2.

私と●●(新婦の名前)は、●年前に出会い、●年交際した後に今日に至ります。この間、私たち二人を見守って下さった、●●(新婦の名前)のお父さん・お母さんには御礼の言葉もありません。

また、今日ここにいらっしゃる皆さまにもたくさんのアドバイスや励ましを頂いたこと御礼申し上げます。

3.

私たち二人はこれからも変わらぬ仕事をし、いずれ近い将来新しい命を授かって、二人が育った両方の家族のように、笑いの絶えない温かい家庭を築いていきたいと思います。

まだまだ未熟な二人ですが、これからも変わらぬお付き合いをして頂けたらと存じます。

4.

そして、この場には相応しくない挨拶かも知れませんが両親に挨拶をさせて下さい。

(ゲストの皆さまにお尻を向けて頭を下げてもいいと思います。)

おやじ・おふくろ、こんな俺を今日まで育ててくれてありがとうございました。

5.

むすびに今日ここにいらっしゃる全ての方のご健康とご多幸をお祈りして私からの挨拶とさせて頂きます。本日は本当に有難うございました。

やべー、また泣けてきた(T T)

(自分の書いた想像の手紙や挨拶で泣いてるって…。 相当イタい人なのか?私。しかもカフェ。)

気にせず、解説をしましょう。

新婦のお手紙と基本的な構成は同じですね。こちらは「力強く」を意識してゆっくりはっきりと話しましょう。暗記する必要もないので何かに書いて読むのも良いですが、読みながら話すと下を向きがちですので気をつけて。だからと言って顎をあげすぎると偉そうになるので注意して!!

1.

これは定番の枕詞くらいに思っておきましょう。慣れない日本語を使う必要はありません。

『本日はご多用の中、私たち二人のためにお集まり頂き誠にありがとうございます。』が『今日は忙しい中、僕たちのために集まって頂き、本当にありがとうございます』でも全然問題なしです。

さすがに『今日は忙しいところ俺らのために集まってもらって、ありがとう!』(なんかコワい人達の会みたい)はまずいので大人として最低限の丁寧語レベルで。

2.

御礼です。お相手の両親やゲストに短くても心を込めてありがとうを言いましょう。ここで、特筆すべき人の名前を出すのも嬉しいですね。例えば、キューピットになってくれた友人へ「●●(ここはいつもの呼び方)、お前がいなかったら今日の日はこなかったよ。ありがとな。」とか、「●●(兄弟の名前)、先に結婚しちゃうけど父さんと母さんを宜しくな。」などゲスト全員の名前を言うことはできないけど、聞いているゲストも納得の個別御礼はありかなと思います。

3.

これは、近い遠いに関わらず未来への目標を簡単に言うパートです。

近しい未来なら「新居は●●(地名)です。お近くにいらした際には是非お立ち寄りください。」とか、「新婚旅行はエジプトです。ピラミッドを見に行ってきます。」など。コロナ禍なので海外旅行は難しいですけど・・・。

4.

花嫁の手紙同様、ここはご自身のご両親に対していつもの呼称で素直にお礼を述べましょう。見本ではゲストに背を向けて両親の正面に廻りこんでからの挨拶ですが、これはご両親との関係やその場の雰囲気がありますので、そうでなくてもOKです。

実際にそれをされた時、私も涙が堪えきれなくてボロボロ泣いてしまったので、やれそうだったらやってみて!

5.

実はこのパートがとても大事!話していることは定型文なのですがこのいかにも定型な文章を堂々と男らしく述べ、深々と頭を下げる。

これが、本当に大切!

「ああ、大人になったな。」とゲスト皆が思う瞬間です。

個人的な意見ですが、ここが私の一番好きな瞬間です。打合せ中は多少やる気がなかったり、子供っぽかったりした新郎が急に大人になる瞬間です。

二人の人生の門出に立ち会えるこの仕事を本当に誇らしく思う時なのです。(と、世の中の男性陣にプレッシャーをかけておきます。)

幸せな一瞬

 

新郎の挨拶が終わり、大きな拍手の中新郎新婦と両家両親が深々と頭を下げる。

ゲストは皆一様に目を潤ませつつシアワセ一杯の笑顔。

そしてスタッフも含めて全員が「おめでとー!お幸せに!!」って思っています。

この一瞬ってどんなパワースポットよりパワーにあふれています。

うーん、書いてるだけで幸せな気持ちになってきた!!

全ての新郎新婦に幸あれっ!!

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