男は女に対して「似合わない」と言えない。
どれだけ付き合っている期間が長かろうが、どれだけ亭主関白だろうが。
仮にあなたの彼が「似合わないね。」と言う人ならば、極めて希少な人種なので大事にした方がよい。腹立つけど。
とにかく大抵の男は「似合わない」どころか「似合ってるよ。」とも言わない。
何故か?
はっきり言うと「興味がない。」のだ。
あからさまな態度だと、あなたが怒るので「興味はあるけど、服の事は良く分からないんだよねー。」というスタンスだ。
その彼に対して「似合う?」という質問は、あなたの料理を食べながらテレビに夢中の彼に「おいしい?」と聞くのと同じで、あなたは不機嫌になるためのトリガーを自分で引いているという状態だ。
彼を「お、今日の服似合ってるねー!」と言える男性に育てるのは途方もない労力がかかるうえ、育った後あちこちでその能力をいかんなく発揮し、おイタをするのでやめた方がよい。
最早、あなたが質問を変えるしかない。
「どう、私カワイイ?」と。
この質問なら男性も「No」と答えたら非常にまずいと
分かりやすいので「Yes」としか答えないはずだ。
ん?「答えがYesと決まっているなら、その質問って何の意味があるのか?」って?
いや、知らん。
「似合う?」って質問と同じくらい意味はない。